木彫りとは
木彫りとは木材を彫刻刀などで彫って形や模様などを作り出すことで、装飾的な意義があり、寺社建築に多用される他、動物を題材とした土産物など幅広く利用されています。
木は神秘的な力を持つ
神様が天から降りてくる目印として木や岩は依り代と言われますが、木は大木になりますと天から神が降りてくる御神木として崇められ、寿命の長い木はその木自体が神様としての神格を持つようになります。
そのような神秘的な木で神仏像を作れば神秘的な力を宿す礼拝の対象となり、造形品を作っても不思議な力を持つようになります。
木は生き物としての過去があり、エネルギーを持ち続けていたので、伐採された後であってもまだエネルギーが残っているからこそ、私達の生活の中で活用されているのです。
木彫り製品
木彫りと言っても装飾品や土産物などを含めて実にたくさんの種類があります
などで例を挙げればきりがありませんが、昔から日本の家は木と紙で出来ていると言われるように、木は身近にあって多くの場所で使われ、装飾品としても場を和ませ癒しの空間を作るのに貢献してきました。
木彫りの処分
木彫りの処分は仏像や仏壇、神棚などで魂が入っていたり礼拝の対象として祀られてきたもの以外の物でしたら燃えるゴミとして処分して構いません。
土産物として頂いた物、自分で買った物などは古くなったら部屋の模様替えや引っ越しの際に処分すると良いでしょう。
木彫りのお焚き上げ
木彫りの熊に因縁のようなものを感じる、目つきが怖いと思うようになった、頂き物だが送り主の人が不幸な無くなり方をした、などで普通に処分することが出来ない物はお焚き上げで供養すれば安心です。
場合によっては最近になって不幸が続くのは木彫りの置物のせいではないだろうかと真剣に悩む人も居るのですが、何かを感じるからこそ不幸と関連性があると思うのは自然な事かもしれません。
置物であっても長年置いているうちに怖いと感じるようになることもあるのです。
自分では怖くて処分出来ない物こそ安心して頼むことが出来る所に依頼すれば心が楽になります。