神棚とは

神棚-お焚き上げ

神棚とは、日本古来の天地創造神、土地神、氏神、産土神などを家で祀るための社で家の継承者が管理しますが、継承者が居なくなった場合には中の御札はお返しして、お祓い供養の上で焚き上げ供養します。

神棚の目的

自分にご縁のある神をお祀りするので、どのような神様かの決まりは特にありません。

古いお家ですと、仏壇と神棚の両方が大抵はあるはずです。

また、旧家ですと、台所に荒神様を別にお祀りしたりと、家の中にも外にも至る所に神が祀られています。

神棚の魂の作法は、神職がするものですが、僧侶でも心得ています。

高野山では、金剛峯寺内に高野明神があり、弘法大師空海が高野山を創設する時に土地の神の許しを得たことから、今でも高野山の守り神となり、高野山で修業する者は、必ずお参りするようになっています。

今も昔も、神道の「神」と仏教の「仏」は密接に繋がっていて、今では仏教と神道は分けられていますが、寺院と神社が同じ敷地の中で並んでいた時代もあり、国家の政策的なものが無ければむしろ神と仏を仲良くお祀りする方が自然なことなのです。

土地の神様や古来よりの神様も私達の身近な所に居られて静かに見守られておられるのです。

神棚が不要になった時

神棚が不要になった時には、神様には感謝の儀式を行った上でお還り頂き、焚き上げなどで丁寧に供養するのが正しい方法です。

住む人が居なくなった

故郷の両親が共に亡くなって住む人が居なくなったり、介護が必要なとで施設に転居するような場合には、誰も住むことの無い家になってしまいます。

住むことの無い家は売りに出したり更地にするなどしないと家がどんどん傷んできます。

誰も住まない家を長い間放置していますと外壁が崩れ、屋根からは雨漏りし、家の中は埃とカビ、そして蜘蛛の巣だらけでまるで幽霊屋敷のようになってしまいます。

身内の人が時々でも掃除したり点検したりして管理すればそのようにことにはなりませんが、家の中にお祀りしている御札類は剥がして返却もしくはお焚き上げしてもらい、神棚は礼拝しないのならとりあえず扉を閉めて半紙で覆い、枯れた榊や古い供物などは下げておきましょう。

後継者が居ない

本来、家の中に神仏やご先祖様をお迎えしてお祀りするのは家長の勤めであり、家長が死去もしくは引退したら後継者が家や財産を引き継ぐという前提条件に支えられてきた訳ですが、家族制度の崩壊や、人口減少、少子高齢化の社会の到来で、引き継ぐものが何も無いという事態が起こっているのです。

しかしながら地方では今でも大きな家と田畑などを有して代々に渡って引き継がれた家は、長男が親の跡を継ぐという伝統を守っているのですが、今の時代後継者不足は深刻で、大きな家に人が住むことなく放置され、田畑が荒れ放題という問題が頻発しているのです。

後継者が居なくなった家は放置していますと荒れ放題になってしまいますので、惨めな姿を晒し続けることになりますので、売る、更地にするなどの対応が必要です。

同時にお墓、仏壇、神棚の片付けも進めていきましょう。

施設に入った

高齢の夫婦二人きり、或いは一人になってしまったら、買い物や出かけるのが困難になったり、車の運転が出来なくなったので病院に行くにも苦労するなどの様々な問題が起こりますので、不安な日々を送ることになります。

またそのような生活を続けていくことは、子や孫にとっての心配が増えるばかりです。

その点、医療介護付きの高齢者施設に入れば自由な生活が出来なくなりますが、ある程度の安心は確保できます。

最近では子に勧められて都会で同居する親や、介護が必要になった時点で医療介護付きの高齢者施設に入居する親も多くなりました。

施設に入る時には荷物は最小限度にしなければいけませんし、施設内ではお線香やロウソクも禁止なので仏壇や神棚などは持っていけませんので、家に置いたままになりがちです。

この際だからと仏壇や神棚を思い切って処分できる人は少数派であり、御先祖様や神様に対して申し訳ないからと処分をためらった結果として放置されているのです。

神棚の処分

後継者がいないなどの理由で、神棚が不要になってしまったら時にはどのようにして処分したら良いのでしょうか。

神棚に御札が入っていますか?

神棚には天照大神や氏神、信仰する神などの御札がお祀りされていて、毎年古い御札をお返しして新しいお札を頂いてお祀りするようになっていますが、家に人が住んでいなければ古い御札がそのままになっています。

神棚から御札を取り出して、頂いた神社にお返しするかお焚き上げ供養を利用するなどして古い御札を取り出したら神棚は只の箱になってしまいますので燃えるゴミとして処分しても良いということになります。

今まで信心深く礼拝してきたものだから捨てるのは不安という場合にはご自分で塩を振って礼拝してから白いタオルなどに包んで捨てるようにします。

それでも不安でしたら神官に供養してもらえば安心です。

神棚供養

寺院では神棚の供養をしないという所があり、神官の仕事だと考えている所が多くあります。

神社では神棚をお祓いしてくれますが、不要になった神棚はお祓いする必要が無くて御札のみお祓いすればよいという神社もあれば、神棚にも魂が籠っていると考える神社もあります。

神棚自体が神社の形をしていて、神社が神の降りてくる依り代だという機能を持っていると考えれば、神棚も同様に依り代としての機能があるのではないでしょうか。

仏教では旧来の信仰を取り込んで発展したという歴史がありますので、神と仏の両方を礼拝する寺院も多いのです。

そういった寺院では仏壇にしても神棚にしても閉眼供養というものがあって、神仏の「依り代としていた機能を終了させて下さいませ」という儀式が必要になります。

買った時には開眼供養として、「どうか天から降りて来て下さいませ」と頼んでお招きした訳ですから、こちらの都合でその機能を終える時には恭しく丁寧にお見送りするのが神仏に対する礼儀なのです。

処分するのであれば、閉眼供養をしてもらえば仏壇や神棚としての機能はなくなりますので、実質的には捨てても構わないということになります。

供養したら捨ててよいですか?

神棚は供養したらゴミとして捨ててよいかと言う問いに対しては、魂が入っていないから捨てても構わないと言えますし、粗大ごみとして捨てても問題ありません。

捨てることに関しては只の箱だから捨てても構わないと割り切れる人はそれで大丈夫です。

しかしながら毎日礼拝され続けてきたものを捨ててしまうことに抵抗を感じる人もか少なくありません。

一生懸命に礼拝してきた人の姿が目に浮かぶからなのです。

そして「罰が当たる」ということに敏感な人も多く居られます。

神様に関する物は丁寧に扱わないと罰が当たるということは古くから言われ続けてきたことです。

神棚のお焚き上げ

仏壇-お焚き上げ

どんなにたくさんであろうとも、まとめてでは無く、一つ一つ丁寧にお祓い、読経しながらお焚き上げ供養させて頂いております。

やすらか庵の敷地では専用のお寺のお焚き上げ場があります。

また、お焚き上げ実施までのお預かり期間の間は毎日礼拝供養させて頂いております。

お焚き上げ品-礼拝

東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城はお伺い

東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城でしたらお仏壇、神棚を引き取りにお伺いいたします。

仏壇、神棚共にその場で閉眼供養をいたしますので、最も丁寧な方法で安心です。

お葬式の時に着るような黒の衣ではなくて、緑の衣にお家に着いてから着替えさせて頂きますので、ご近所に知れることもありませんし、仏壇に搬出時には、カバーを掛けるなどの御近所に対する気遣いもしております。

家庭用の一人もしくは二人で持てるサイズの仏壇なら、仏壇の大きさに関係なく3万5千円でございます。

極端に大きい仏壇や2階にあるけれど階段からは降ろせないなどの特殊な仏壇は別途ご相談下さいませ。

家庭用の神棚は、大きさに関係なく2万5千円でございます。

仏壇と神棚の両方でしたら、割引料金で5万円でございます。

中に仏具、神具、本尊、位牌、御軸、御札などが入っていても構いません。

交通費無料エンターの地域です、その他の地域でも交通費実費でお伺いさせて頂きます。

やすらか庵に持ちこむ

やすらか庵

やすらか庵に持って来て頂きましたら、一般的な大きさの神棚のお焚き上げ供養料は1万円の費用でございます。

中に神具などが入っていても構いません。

お世話になった神棚ですから、感謝の気持ちを込めてなるべく丁寧な方法をおすすめいたします。持って来られる場合には、日時をご予約くださいませ。

やすらか庵は 千葉市若葉区野呂町1434-16

お電話は フリーダイヤル 0120-655-480

宅配便を利用する(160サイズまで)

僧侶が自らおこなっておりますので、基本はご要望があればどんな遠方でもお伺いいたします。しかしながら宅配便で送って頂いても、お伺いするのと同じ丁寧さで供養いたします。

宅配便でしたらどこの会社でも構いません。

神棚は160サイズの箱に入れば1万円の特別料金に致します。

やすらか庵に連絡をして下さり、神棚は1万円を振り込んで頂いた上で、やすらか庵宛お送りくださいませ。

宅配便利用の仏壇、神棚お焚き上げ供養お申し込みフォームエンター

オンライン決済も出来るようになりました

☆160サイズの箱に入る仏壇は1万円の160サイズお焚き上げをご利用ください☆

神棚は…☆宅配便利用の神棚お焚き上げ供養オンライン決済エンター

仏壇は…☆宅配便利用の仏壇お焚き上げ供養オンライン決済エンター


やすらか庵

〒265-0053 千葉市若葉区野呂町1434-16

TEL 043-228-1480


お振込先

三菱UFJ銀行 浦安支店 普通預金
店番 361
口座番号 0815030
名前 やすらか庵(安羅迦庵) 代表 清野 勉

ゆうちょ銀行(郵便局)
記号 10550
番号 53940321
名前 やすらか庵(安羅迦庵)


神棚の買い替え

神棚が古くなったので買い換えたい、引っ越しするので小さなサイズに買い替えたいなどの場合でも買ってきて置けば良いということではありません。

神棚の買い替え

神棚-お焚き上げ

神棚は神主さんを呼んでお祓い、御霊入れなどをしてもらいますが、やすらか庵では神棚のお祓い、御霊入れなども出来ますので、どんなことでもお気軽にお申し付け下さいませ。

古い神棚をお祓いして取り外し、新しい神棚に御霊入れし、古い神棚をお焚き上げ供養のためのお引き取り致します。

場合によっては仏壇、位牌と神棚を全て新しくすることにも対応いたしますので、僧侶や神主さんなどを呼ぶ必要がありません。