Q.散骨しても成仏できますか


A.そもそも成仏というものは、仏に成るということで、仏とは悟りを得た人のことです。釈迦と同じ悟りをえるということは無理な話で、釈迦は難行苦行もいたしましたが、生まれ変わり死に変わりの前世の中でも修行を繰り返しておりますので、私達は足元にも及びません。

私達が普通に成仏といっているのは、死んであの世に行くという意味で使われており、宗派によって様々な浄土があるものですが、この場合の成仏は、散骨しても先祖と同じ浄土に行けるのかという解釈にしておきます。

私達の肉体は骨も含めて滅び行く運命であり、浄土に行く本体は肉体では無くて魂でありますので、たとえ散骨して骨が無くなったところで魂の成仏には関係の無い事です。

釈迦も死後の肉体にはこだわらないようにと遺言されましたが、そういう意味では散骨は肉体に一切こだわらないという、正しい方法です。

しかしながら私達は故人様が亡くなってからは魂を位牌に付けて遺骨の入った骨壺を家や墓まで誘導するのですから、たとえ魂の抜けた抜け殻であっても遺骨を大切にしてきたのです。

遺骨は何と言っても亡き人の体の一部であり、愛着のある人にとっては大切なものであるので、散骨する場合には、少しだけ手元に残すか、位牌を作るかで、故人様の供養が出来るようにしておけば、お墓の問題で苦しむことはありません。

高野山真言宗やすらか庵では単なる散骨ではなく、散骨供養として次のような方法を提案しています

  • お遺骨を少しだけメモリアル用品に残す
  • 位牌を作る
  • 簡単な祭壇を作る

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