高野山大師教会とは
高野山大師教会とは高野山真言宗の布教、御詠歌、宗教舞踊等の総本部で、各種研修会や講習会が開催されており「高野山大師教会本部・高野山教化研修道場」が正式名称になり、敷地内には「大講堂」と「教化研修道場」があります。
当サイト高野真言宗やすらか庵は「高野山真言宗大師教会金剛支部」として活動しています。
大講堂
大正14年(1925)に高野山開創1100年記念事業として建立され、本尊には弘法大師、脇仏に愛染明王と不動明王がお祀りされています。
内部の欄間には弘法大師の生涯を描いた「弘法大師行状絵図」全26枚が掲げられています。
教化研修道場
教化研修道場は昭和57年創建の入母屋造りで、真言宗の各種研修会や講習会が開催されています。
一般の方でも受戒や写経などが体験できますので、高野山に参拝した時には是非利用したいものです。
受戒体験
高野山大師教会では毎日
9:00・10:00・11:00・13:00・14:00・15:00・16:00
の時間で受戒式を行っており、誰でも菩薩十善戒を受けることが出来ます。
現在のところ定員は15名になっています。
菩薩十善戒とは
- 不殺生(ふせっしょう)…生きものを殺さない
- 不偸盗(ふちゅうとう)…盗まない
- 不邪淫(ふじゃいん)…淫らな行いをしない
- 不妄語(ふもうご)…嘘をつかない
- 不綺語(ふきご)…お世辞などを言わない
- 不悪口(ふあっく)…悪口を言わない
- 不両舌(ふりょうぜつ)…二枚舌を使わない
- 不慳貪(ふけんどん)…むさぼらない
- 不瞋恚(ふしんに)…怒らない
- 不邪見(ふじゃけん)…間違ったものの見方をしない
これだけの戒を守ることを誓い、最後に有難い説法を聞きます。
最後に受戒の証である「菩薩戒牒」を頂きます。
諸堂共通内拝券を買っておけば根本大塔で使えます。
1枚2,000円で有効期限は2日間、下記施設にて利用可能です。
①金剛峰寺
②高野山霊宝館
③大師教会本部→「受戒」か「写経」のどちらかで利用できます。
④大塔
⑤金堂
⑥徳川家霊台
⑦奥の院
最後奥の院にて記念品の授与していただけます。
高野山観光協会の各案内所で購入可能
写経体験
大師教会では一般の方を対象にした写経が体験できます。
- 受付時間…8:30~15:00
- 写経の所要時間…1時間半
- 現在のところ定員12名
- 料金は用紙代100円、写経セットは500円、写経を奉納する場合は1,000円