聖観音とは
聖観音とは多くの観音菩薩の変化身がある中で一面二臂で基本的な形を具え、手に蓮の花か水瓶を持つタイプの観音菩薩のこと。
六観音とは
六観音とは六道に迷える衆生を救うために現れた六体の観音のことです。
六道と観音菩薩との関係は
聖観音は大慈の観音として衆生の救済の中でも最も下位の地獄道の守護に身を置くことにより、全ての衆生の救済を願って居られるのです。
聖観音の特徴
阿弥陀如来の浄土は西方の極楽浄土であり、脇侍としての観音菩薩と勢至菩薩を従えて白い雲に乗って死者を迎えに来るという阿弥陀三尊の来迎図が平安時代の浄土信仰の影響で盛んに描かれましたが、この時には観音菩薩と言いますので、単独で存在し、一面二臂で基本的な形を具え、手に蓮の花か水瓶を持つタイプの観音を聖観音と呼ばれるようです。
聖観音の持物
聖観音は左手に蓮華か水瓶を持つのが一般的です。
聖観音の真言
聖観音の真言は
オン アロリキャ ソワカ
聖観音の功徳
聖観音を信仰する功徳として
などがあります。