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毎日供養とは
毎日供養とは朝の勤行の時に必ず供養する項目や場所のことで、御本尊、開祖の祖師、有縁無縁の諸精霊など、寺院によって様々な供養がなされており、やすらか庵ではお焚き上げ品を毎日読経供養しています。
お焚き上げ品は専用のお堂に安置
やすらか庵ではお焚き上げ品は専用のお堂に安置しており、毎朝必ず読経供養を続けています。
当庵でのお焚き上げ供養は僧侶が直接運営していますので、日々のお勤めの一環として諸堂を巡って礼拝供養をしているのです。
こういったことは会社などで運営していたら出来ない事だと思います。
毎日供養の意味
皆様からお預かりしたお焚き上げ品は次のお焚き上げ迄保管していれば済むことですが、思いや願いがこもっている物は、毎日供養することで皆様の願いが成就に近づいていくのです。
想いや願いが籠っている
皆様からお預かりしたお焚き上げ品にはそれぞれの思いや願いがたくさん籠っていますので、それらの願いを叶えることは簡単な事ではありません。
ただ御本尊である不動明王様にお頼みすれば良いだけなのですが、私も出来る限りのことをしなければ思いを届ける事が出来ません。
神仏は楽をして願いが叶うようなことはしてくれないからです。
願い事があるのなら、自分もそれなりのことをしなければいけませんし、僧侶としても祈願や供養を真剣に行う必要があるのです。
御縁がそうさせる
皆様が当庵にお焚き上げを依頼することは「御縁」という目に見えない糸で繋いで頂いた結果であって、ただインターネットで見つけたからとか、誰かに教えてもらっただけのことではないのです。
御縁というものはとても有難いもので、知らず知らずの内に助けたり助けられたりするものなのです。
こういったご縁が有難いと思った瞬間に、このご縁に到底報いる事は出来ないかと思ったら、それは私達僧侶として出来ることは「祈り」なのです。
と言いますか、祈らざるを得ない気持ちにさせられるのです。
御縁がそうさせるのですから、実に不思議なものです。
願いが叶った方がたくさん居られます
当庵にお焚き上げを依頼して、夢が叶ったとか、苦しみが無くなった、心が軽くなった、願いが叶ったという方がたくさん居られます。
私は僧侶でありながら、あまり霊的なことや神がかり的なことを言うのは好みませんが、お焚き上げ供養をきっかけにして実際にそういった経験をされた方がたくさん居られるのは事実です。
お焚き上げに願いを
宗教が嘘くさい、信じられないと宗教離れをする若い人が増えていく中で、私達に身近な宗教行事としてどんど焼きやお焚き上げがあります。
お焚き上げは護摩の火で物を焚き上げることにより、天に昇っていくことが実感として体験できることが魅力な宗教行事なのです。
お焚き上げに願いを込めてみませんか?
お焚き上げで滞った流れを変えてみませんか?
会社で運営していて神社に下請けに出すようなシステムでは決められたことは行って、形としては成り立っていますが、一人一人の依頼者の方の願いや思いを叶えて差し上げようという姿勢を感じられることがありません。
僧侶たる者、民の幸せを命がけで願うことこそ修行であり、お焚き上げ供養にしても毎日の読経供養こそが大切な事であり、そういうことを全て含めたことが真のお焚き上げ供養に繋がっているのです。