人形供養とは

雛人形や五月人形、鯉のぼり、ぬいぐるみなどを供養の上でお焚き上げすることを人形供養と言います。

人形の役割

人形は文字通り人の形を模したものであり、祭事の対象となり、人の魂が入ったり、悪い気を吸い取るなどの目的があります。

仏像も広い意味では人形なのですが、仏が天から降りて来る依り代としての像であり、仏そのものとして礼拝の対象になります。

雛人形や五月人形などは子供の健やかな成長を願って飾るもので、悪い気を吸い取る役目もあることから、兄弟間での使い回しはしないのが原則です。

日本人形やフランス人形などは観賞用として作られますが、元々運気の上昇や家内の安全を願って作られるものですから、縁起物としての役割もあります。

人形というものは霊的なものが入りやすいので、霊的なことを感じやすい人にとって、気になって仕方ないということがよくあります。

ダルマも実在の人物である達磨大師を模した人形なのですが、今では開運などの願掛けをする人形として寺院の参道などで売られています。

人形が不要になったら

雛人形や五月人形、鯉のぼりなど、子供の健やかな成長を願って買ったものや、贈られたものなどは、必要が無くなったら、閉まったままになっていますし、誰かに差し上げるという訳にもいきません。また、女の子が幼少時にとても大切にしていた人形なども、ゴミとして捨てるのは忍びないものです。

もう飾る必要が無くなったと思ったら、もったいないという気持ちがあるのはもちろんのことですが、いつまでも埃を被ってしまっておくこと自体がせっかく生まれて来た物に対して失礼なことなのです。例えば人形にしても、賑やかな所に出していて、人とのかかわりがあるからこそ人形としての甲斐があるものですが、誰にも見向きもされずに暗い所に仕舞われたままでは、おそらくとても寂しい思いをし続けることでしょう。

また雛人形や五月人形などはその子のお祝いのために準備するものであり、健やかな成長を願うと共にその子の厄を取り去るという大切な役割がありますので、昔から言われることですが、お下がりで使ったり、人様に差し上げるようなことはしないものです。

古くから行われている人形供養は人形のお焚き上げ供養なのです。

お焚き上げで人形供養

不要になった人形はゴミとしても処分する事は出来ますが、お焚き上げする方法が最も丁寧な方法です。

悪いものを吸い取ってくれて守ってくれたと思えば、焚き上げしてお清めお祓いすれば綺麗な最後を迎えることが出来ます。

こういったものに関しては、高野山真言宗やすらか庵ではお祓いをしてからお焚き上げ供養いたしますので、安心してお出し頂けます。

セットになった人形は箱ごと出して構いません、ガラスケースに入った人形はガラスケースごとだして構いませんが、ガラスが割れないように、そしてガラスに人形などが当たらないように紙や緩衝材、タオルなどを使って充分に養生した上でお出し下さいませ。

ガラスケースに入った人形であっても通常のお焚き上げ料金でございますので、箱の大きさによってお焚き上げ供養料が決まります。


お焚き上げ供養の質疑応答エンター