人形供養とは

人形供養

人形供養とは雛人形や五月人形、鯉のぼり、ぬいぐるみなどを供養の上でお焚き上げすることです。

人形には厄除けや、子供の健やかな成長を願うなどの目的がありますので、不要になった場合には粗末にならないように供養します。

人形とぬいぐるみの役割

人形は文字通り人の形を模したものであり、祭事の対象となり、人の魂が入ったり、悪い気を吸い取るなどの目的があります。

また人の代わりに厄を受けたり祈願の対象になることもあります。

人形が人の代わりに使われて、目に見えないものを吸い取ったり写したりすることによって特別な役割を果たすようになりますので、雛人形や五月人形などは決して粗末に扱ってはいけないのです。

ぬいぐるみは動物や人気キャラクターを模して布などで作られたもので、子供のおもちゃとしても人気ですが、癒される姿形から大人でも持っていることが多く、老人ホームに入居したお年寄りが大切にしているふいぐるみもあります。

観賞用として

観賞用としての人形は居間や応接間に飾ったりするもので、日本人形やフランス人形などは新築祝いとして贈られることもありますし、土産物として販売されていることもあります。

見て楽しむものですから宗教的な要素はなく、不要になった場合には価値のある物でしたらオークションやリサイクルショップで売れますし、汚れていたり傷みがあれば普通にゴミとして捨てても構いません。

伝統芸能品として作られているような人形でしたら一体一体に刻印があったり保証書が付くような物もあり、購入する時に高価なことはもちろんですが、骨董品になりますと破格の値段が付くような物もあります。

子供の玩具として

子供の玩具としての人形はバービー人形やリカちゃん人形などの他にもたくさんの種類がありますが、最近では大人の方がコレクションとして購入されることが多いようです。

年代物で製造の少ない物や希少的な価値のある物は中々手に入りません。

子供が遊びに使った人形は次の子にあげたり、まだ綺麗でしたら他の子に差し上げても良いでしょう。

不要になった場合には価値のある物でしたらオークションやリサイクルショップで売れますし、汚れていたり傷みがあれば普通にゴミとして捨てても構いません。

雛人形や五月人形など

こどもの日

雛人形や五月人形、鯉のぼりなどは子供の健やかな成長を願って飾るもので、子供が小さい内には毎年飾り、ある程度大人になったら飾らないようになります。

このような縁起物に関しては親からの祝い品として記念品的な物であり、意外と高価な物が贈られますので、必要が無くなったからと言ってゴミに出すようなことはしないものです。

ほとんどの家では押し入れの中に仕舞ったままになりがちで、場合によっては何十年もの間仕舞ったままであったり、両親が亡くなって遺品整理の時に押し入れから出てきたりするのです。

子供の成長を願う人形は子供の厄を吸い取る役目もあることから、その子のために飾ることで厄を取るという目的がありますので、使わなくなっても兄弟間での使い回しはしない、人に差し上げないのが原則です。

こけしやダルマなど

必勝のダルマ

こけしやダルマなどは土産物屋で普通に売っている場合と寺院や神社の前の屋台や、寺社の御守頒布所で売られていることもあり、土産物か御守かの区別がつかないこともあります。

また人形というものは霊的なものが入りやすいので、霊的なことを感じやすい人にとって、気になって仕方ないということがよくあります。

ダルマも実在の人物である達磨大師を模した人形なのですが、今では開運などの願掛けをする人形として寺院の参道などで売られています。

選挙事務所で当選の願掛けのために置いてあるダルマに当選者が筆で目を入れて祝うような光景をテレビで見た人は多いはずです。

こういった場合のダルマは最初に片方の目を入れておき、願いが叶ったらもう一つの目を入れて祝います。

達磨は1月の小正月でのどんど焼きの時に燃やすこともあります。

人形に霊が憑きますか?

人形に霊が付きますか

人形は人の形を模したものですから、リアルな人形であったり古びた人形などは、如何にも生きているように見えたり、動いているように見えたり、場合によっては声が聞こえたりすることがあります。

依り代として

仏像として彫ったものに魂を入れたら仏に成ることや、木で作った位牌に魂を入れたら亡き人の霊の依り代になることから、人形に魂を入れて霊の依り代としての機能を持たせることも可能なのです。

人形に意図的に霊を憑かせることは可能です。

丑の刻参りとは-起源と方法、恨みと仏教

丑の刻参りは藁人形に恨む相手の魂を入れて五寸釘で打ち付けます。

長い年月で魂を宿す

物は100年以上使えば魂を持つようになり、場合によっては神仏になる事さえあるようです。

付喪神とは-イラスト付妖怪一覧辞典

私達の祖先は山川草木悉皆成仏と言って、全ての物には魂が宿ると考えていて、仏性を宿していることから、無駄にしない、感謝するなどの基本を貫いてきた民族なのです。

人形が不要になったら

人形供養

雛人形や五月人形、鯉のぼりなど、子供の健やかな成長を願って買ったものや、贈られたものなどは、必要が無くなったら、閉まったままになっていますし、誰かに差し上げるという訳にもいきません。

また、女の子が幼少時にとても大切にしていた人形なども、ゴミとして捨てるのは忍びないものです。

人形を供養すること

お祓い供養とは

もう飾る必要が無くなったと思ったら、もったいないという気持ちがあるのはもちろんのことですが、いつまでも埃を被ってしまっておくこと自体がせっかく生まれて来た物に対して失礼なことなのです。

例えば人形にしても、賑やかな所に出していて、人とのかかわりがあるからこそ人形としての甲斐があるものですが、誰にも見向きもされずに暗い所に仕舞われたままでは、おそらくとても寂しい思いをし続けることでしょう。

また雛人形や五月人形などはその子のお祝いのために準備するものであり、健やかな成長を願うと共にその子の厄を取り去るという大切な役割がありますので、昔から言われることですが、お下がりで使ったり、人様に差し上げるようなことはしないものです。

飼えば高価な物だけに、勿体ないという思想は大切な事ですが、思いや願いを込めて成就した物は、それで役目を果たしたということで天に届けるという神仏に対しての供物だと思わなければいけません。

神仏に対しては昔から言われることですが、余り物や残り物を供えるのではなくて、尊い物を惜しげもなく供えることで神仏からの加護が得られるのです。

古くから行われている人形供養は人形を供養することで、神仏からの加護に感謝する儀式なのです。

人形の処分

人形に魂など入らない、或いは頂き物なのでお付き合いで飾ったとお思いの方でしたら人形は燃えるゴミと燃えないゴミに分けて出しても構いません。

ケース入りの日本人形でしたらケースのガラスは燃えないゴミとして、人形の顔の部分の粘土もしくは陶器は燃えないゴミ、後は燃えるゴミになります。

人形をゴミとして捨てることは合法であり、全く問題ありません。

お焚き上げで人形供養

ひな人形

不要になった人形はゴミとしても処分する事は出来ますが、お焚き上げする方法が最も丁寧な方法です。

悪いものを吸い取ってくれて守ってくれたと思えば、焚き上げしてお清めお祓いすれば綺麗な最後を迎えることが出来ます。

こういったものに関しては、高野山真言宗やすらか庵ではお祓いをしてからお焚き上げ供養いたしますので、安心してお出し頂けます。

寺院のお焚き上げ、毎日供養

セットになった人形は箱ごと出して構いません、ガラスケースに入った人形はガラスケースごと出して構いませんが、ガラスが割れないように、そしてガラスに人形などが当たらないように紙や緩衝材、タオルなどを使って充分に養生した上でお出し下さいませ。

人形供養で使えるメニューは

ガラスケースに入った人形であっても通常のお焚き上げ料金でございますので、箱の大きさによってお焚き上げ供養料が決まります。


お焚き上げ供養の質疑応答エンター