退職とは

退職とは

退職とは会社との雇用契約を終了することですが、一般的には既定の年限まで働いて任期を満了して会社との雇用契約を円満に終了することを言います。

コロナ退職

近年では新型コロナの影響で業績が悪くなってしまった業界が企業体質改善のために従業員に対して早期退職を募集する企業が多くなりました。

また景気の後退の影響により解雇された人や自宅待機を余儀なくされている多くの人が生活に困る事態になっています。

世界的な事態であり有事ともいえる状況ですから、皆が困っているのです。

円満退職

会社勤めの人にとっては定年まで働いて円満退職できれば退職金も入ってきますし、家のローン返済などの目途がつきますので、一段落することが出来ます。

今の世の中、学校を卒業して定年まで働くということ自体珍しい事かもしれません。

欧米型の労働システムは私達の労働環境も変えようとしていて、優秀な人間は必要とされている会社に引き抜かれ、地位も報酬も上がっていきますが、役に立たない人間は切られてしまう、とても厳しい競争社会になっているのです。

しかしながら嫌なことも辛いこともあった会社を長年勤めあげたことは感慨深いものであり、一つの歴史が終わると共に、人生の終盤をどのように過ごすかと言う新たな目標が目の前に来ているのです。

お片付け

円満退職できたなら、まずは会社に置いてあった私物は綺麗に片付けましょう。

会社から頂いた表彰状や感謝状などは記念として取っておいても良いかと思います。

辞令や懲罰などの書類なども一旦全て持ち帰ります。

道具や雑貨、文具などの私物も全て持ち帰ります。

万一定年前に亡くなったような場合には、大抵は会社の方が届けて下さるはずですので、この場合には遺品整理になってしまいますが、故人の供養のためにも綺麗にお片付けしてあげて下さい。

思い出の品の処分

ごみとして捨てる

雑貨や日用品などは使える物は使って、家で使わない物は捨てましょう。

思い出の詰まった写真やアルバム、書類などは残しておいても構いません。

ロッカールームと机の中にあった物だけでも結構な量になりますし、会社関連の物として家で保管していた資料などもこの際ですから処分しましょう。

次なる人生、第二の人生が始まるのですから、どうせなら思い切り片付けるべきです。

思い出の品のお焚き上げ

高野山真言宗やすらか庵お焚き上げ供養

思い出の詰まった写真やアルバム、感謝状などは必要ないと言えば無いのですが、第二の人生を始めるにあたって神仏の力が必要な時や、一度ここで終活をと思う方でしたらお寺のお焚き上げ供養を利用すれば、新たなる展開につながっていきます。

これまでの人生の歩みを振り返ってみて

第二の人生

学校を卒業してから会社勤めや公務員を定年まで続けてきた人が、以後の人生を送っていくことを第二の人生と言います。

遊行期について

インドのバラモン教ではバラモン教徒としての理想的な人生のの過ごし方を四つの時期に分けて四住期(しじゅうき)とし、

  1. 学生期…師のもとでヴェーダを学ぶ時期
  2. 家住期…家庭にあって子をもうけ一家の祭式を主宰する時期
  3. 林住期…森林に隠棲して修行する時期
  4. 遊行期…一定の住所をもたず乞食遊行する時期

その中でも最後の遊行期は人生最後の総仕上げとして、これまでに得た智慧と修行を完成させて悟りへと近づき、この世に対する執着を捨てるために住居を捨てて修行の旅に出かけるのです。

人生が全て修行であり、最後に真の幸福である悟りを目指す旅に出るには、何もかも捨て去ってしまうことが求められるのですから、ある意味壮絶な人生であり、老後の資金をため込んで安楽に過ごそうという現代の価値観とは全く異なるのです。

しかし永遠の時の流れの中で苦しみを繰り返すよりも、悟りを求めて真の幸福に至ろうとすれば、物とお金に囲まれた安楽の生活を続けていても到達することが出来ないのです。

第二の人生を有意義に

しかし現代社会では何もかも捨て去って遊行の旅に出る人を支える仕組みなどありませんので、せめて有意義に過ごすことを実践することが望まれます。

自営業を始めたり、喫茶店やギャラリーを始めるのも良いかもしれませんし、家業としての農業を本格的に始めても良いと思います。

趣味を生かしての塾やカルチャー講座を開くのも良いでしょう。

自由な時間を使ってのアルバイトも良いかもしれません。

これまで会社のために尽くしてきたのですから、せめて残りの人生ぐらいは自由に楽しみたいものです。

会社勤めの時には神仏の力など感じるようなことはあまりありませんが、自分で何かするようになりますと、年齢的なこともあってか、神仏の力を感じるようになってくるはずです。

場合によっては出家するというもの有かもしれません。

真言宗の僧侶になるには