お焚き上げの宗旨、宗派について

お焚き上げと宗旨宗派

寺社で頒布された御札や御守などをお還しするのであれば、頂いた寺社に持って行って、お礼を添えてお還しするのが礼儀です。

御札やお守りなどは宗旨宗派が同じではあっても、頂いた所とは別の寺社に持って行くことは良くありません。

宗旨宗派について

釈迦の悟りの内容は弟子に伝えられて世界中に広まっていき、次の弟子そして次の弟子に伝えられることを繰り返している内に、解釈の違いや聞いた者の主観や民族性、地域の宗教なども取り込んで様々な形へと発展していきました。

釈迦の悟りの内容をまとめた仏典にしても時代の変遷と共に様々な仏典が生まれて発展した形として現在の仏教があるのです。

釈迦の悟りを達成することが難解だったこともあって、悟りに至る方法を編み出した宗祖は新しい仏教を切り開き、弟子達によって枝分かれしていったのが宗旨宗派です。

一般的なお焚き上げ品について

御札や御守以外の一般的なお焚き上げ品として例えばアルバム遺品などは、お焚き上げ供養として日常的に受け付けている寺社もありますが、こういった一般的なお焚き上げ品に関しては宗旨宗派に関係ありません。

但し檀信徒のために行っているサービスでしたら、一般の方の利用は出来ません。

インターネットなどで全国的に受付している業者ではもちろん宗旨宗派に関係なく行っています。

宗旨宗派に関係なくということは無宗教の方を含めてどなたでも利用できるということなのです。

お焚き上げの基本的な考え方とは

御札やお守りなどの特定の寺社の神仏の入ったものについては、神仏が家まで来て頂いているのです。

熱心な人でしたら自分の足で出向いて寺社の神仏に毎日参拝するものです。

しかし毎日参拝出来ない人が御札や御守を頂いて家にお祀りするのです。

御札や御守はわざわざ寺社の御本尊様が家まで来て護って下さったのですから、お返しする時には自分の足で歩いていって、お礼を述べてお還しするというのが神仏に対する礼儀なのです。

位牌や仏壇などは檀那寺で開眼供養してもらったら、閉眼供養も檀那寺でしてもらうのが礼儀です。

引っ越ししたので檀那寺にはもう頼めないという場合には他の寺院やお焚き上げ業者を頼みます。

写真アルバムや遺品などは魂が籠ったものということではなくて、心や思いが籠ったものですから、何処に頼んでも構いません、宗旨宗派を超えたところで天にお還ししましょう。

高野山真言宗やすらか庵では

高野山真言宗のお焚き上げは、宗旨、宗派に関係なく活動してございますので、どなたでもお焚き上げをご利用出来ますが、基本的には神社や寺院から頂いた御札お札はお礼を添えて頂いた所にお返しするのが礼儀でございます。

何処で頂いたか分からなくなった御札や、引っ越ししたのでもう返せなくなった御札、頂き物の御札やお守りなどはお焚き上げ供養をご利用下さいませ。

返せなくなってしまった他宗教の仏壇や御札であっても全く構いません。

新興宗教を止めるためなどの理由でも構いません。

僧侶というものは、宗旨、宗派という垣根を超えた所で、困った方の救済に努めるという使命があると思っております。

お金は頂きますが、自らは最低限度の生活をさせて頂いて、極力次の救済のために使わせて頂いております。


お焚き上げの質疑応答エンター