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遺品の個別屋外お焚き上げとは
やすらか庵のお焚き上げ場では亡き人の遺品を個別にお焚き上げ供養することが出来ます。
供養のお焚き上げ
亡き人の遺品を片付けていますと、簡単に捨てたり処分したりできない物がどうしても出てきますが、故人様の供養のために遺品を届けて欲しい、お焚き上げして欲しいと思った時に、個別に対応してくれる寺院を探しても中々見つからないものです。
仏壇にお供えする御供え物や仏飯、お茶湯、お花、線香、灯明などは故人様に対する供物として毎日上げるものですが、故人が生前中に使っていた物を供えて差し上げたいと思っても、仏壇という狭い空間の中では供える場所が無いものです。
故人様の思い出の品物を天に届けて欲しいという夢が実現するのがお焚き上げ供養なのです。
こちらで更に詳しく…完全個別の屋外お焚き上げ供養
お焚き上げ出来る品物
個別屋外お焚き上げでお焚き上げ出来る物は通常受け付けているお焚き上げ品と同じです。
お焚き上げ品の量に制限はありません。
遺品整理の時に出てくるもので、皆さんが屋外個別お焚き上げでよく持って来られる代表的な物としては
などです。
お焚き上げの内容
故人様のためだけに全くの貸切でお焚き上げ供養致します。
個別屋外お焚き上げの流れは次のようになります。
- 開式
- 法話
- 護摩作法
- 願文
- 点火
- お焚き上げ投入
- 読経
- 諸真言
- 閉式
- 法話
個別屋外お焚き上げの御布施
個別屋外お焚き上げの御布施は準備、儀式等の費用が3万円です。
お焚き上げ供養品は箱に入れて持って来て頂き、箱のサイズや大きさによってお焚き上げ料金が加算されます。
たとえば160サイズの段ボール箱1箱に入れたお焚き上げ品を持参の場合には、3万円の基本料金と1万円のお焚き上げ料の合計の4万円の料金になります。
160サイズの段ボール箱が3箱でしたら複数割引が適用されますので、3万円の基本料金と2万7千円のお焚き上げ料の合計の5万7千円の料金になります。
亡き人に対して法要や読経をして差し上げることは良い供養になりますが、家族の人が揃って亡き人のためにお焚き上げ供養をして差し上げることも素晴らしい供養になります。
個別屋外お焚き上げを実施された方
先日は奥様が亡くなって葬儀の時にどうしても棺桶に入れてあげたかった物があったけれど、葬儀のドタバタに紛れて入れるのを忘れてしまった遺品があるという方が、個別のお焚き上げ供養を利用されました。
その方は奥様の遺品をダンボール箱に入れて大切そうに持って来られ、本当は葬儀の時の棺桶にお気に入りの服を入れてあげたかったそうです。
護摩の儀式の中で自分の手でも奥様の服を火に入れてもらいましたが、そうすることで天に届いたと涙を流して喜ばれ、いつまでも感慨深く火を見ておられました。
このように思いやりのある夫婦でもお別れが来ることはとても辛いことではありますが、奥様も良き贈り物を頂いてさぞやお喜びになったことと思われます。
このようなことにお焚き上げ供養が使えるのですから、とても有難い事で、普通でしたら棺桶に入れるのを忘れた物は仕方なく諦めるということになるのですが、こういうことはいつまでも後悔の気持ちを持ち続けることになるのです。
気持ちを天に届けることが出来る、そして失敗しても前向きな方法があるということは宗教の素晴らしさであって、醍醐味でもあり、得られる安心は何ものにも代えがたいものなのです。
私達の世界では目に見える物を相手に届けることにより、相手の喜びや感激が伝わってきます。
たとえばお歳暮やお中元などの品物は相手から電話があったりしてその反応が分かる訳ですが、亡き人に御供え物をお仏壇に上げたところで、亡き人からの反応が直接に伝わってくるような事はありません。
それは御供え物が私達の見た目ではそのままであり続けるからであり、実際に食べたりするようなことが無いからです。
しかしお焚き上げではその物が火の中で消えていく様は、確実に亡き人に届けられている気がするのです。
屋外お焚き上げ供養のお申し込みは
完全個別の屋外お焚き上げ供養のお申し込みはお電話でお願いいたします。
電話 0120-655-480 やすらか庵
ご相談などの電話は 043-228-1480 高野真言宗やすらか庵